佐藤可士和さんの書いたクリエイティブシンキングによれば、コミュニケーションのスキルアップするのは簡単だそうだ。”無意識”によるコミュニケーションを”意識的”に切り替えることから全てがはじまるとのこと。
・人の本意を聞きだすスキル
この際欠かせないのが思考の情報化というプロセス:頭の中にあることを、言葉と言う形にして
どんどん引き出していこうという積極的な行動が必要になる。自分が積極的に相手の話を咀嚼
して理解する。
前回のトピックスの長期経営計画でも同じ事が言えます。思考の情報化プロセスです。
「一番強調したいことはこういうことですよね」と。
・話の本意を読みとる。
本意がはっきりしない、ピントが合わない場合は、極論を投げかけるそうです。「このプロジェク
ト、中断してみたら」とか。
・自分の考えを正確にまとめる。
もし、違っていたら、整理しなおして再度ぶつけてみる。何度か少しずつ軸を修正。
・相手に解りやすく伝える。
人間同士はたやすく解り合えない。「阿吽の呼吸」は立ち行かなくなった。
常にお互いの思いを徹底して確認しあうこと。できあがったものがピシッとお互いにフィットするように。
先日、ご婦人方のコミュニケーションに参加させられた。来年度の世話役を決めるようだ。「聞いておいて下さい」と。男性の私からすれば、長い、長いコンセンサスの取り方に少しついていけないなーと。また、また、話が何度ももとに戻ってしまう。これが女性特有の丁寧なコミュニケーションなのかもしれませんね。あとあと意図したことが誤解されてトラブラないように。
社長と社員も丁寧なコミュニケーションが必要ですね。
私の無意識のコミュニケーション(せっかち、簡単に、省略して、わかってくれているだろうとの勝手な思い込み)が意識化(人間同士はたやすく解り合えないからね)されました。
経営書を読んだ価値ありです。
ありがとうございます。
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