ユニクロの柳井さんが書いた「現実を視よ」を読んでいる。
その中に、計画の必要性と注意事項が書いてある。
「100億円売ろうと思わなければ、100億円売れない」
100億円売る計画をつくるには、これまでの方法論を一度完全に捨て去らなければならない。
優秀な人間ほど、過去の思考パターンに引きずられる傾向がある。一つのパターンが何度も通用するならビジネスで失敗する人はいない。
現場に隠れてる将来の成功に必要な要素が見えなくなってしまう。だからこそ「成功は1日で捨て去らなければならない」と。
商売において絶対に必要なことは、現場に立って感じる直感や肌感覚。このセンスを磨くことなく理論に頼っていては成功など夢のまた夢だろう。
もちろん、理論や数値化がいらないと言っているのではない。現象を抽象化して数値化すると、それまで見えなかった事実がはっきりすることがある。
要は使い方とバランス。理論や数値を超えるものが見れるようにならないといけない。
まずは、100億円売ろうと思わないといけない。
10億円規模の売上で、100億円売ろうと思えるだろうか。
今期、1000万円の売り上げで、来期1億円売る為に計画を立てているか。同業者のやり方と同じ今までの方法論を一度完全に捨て去って考えてみよう。
日常に追われずに、考えなければならない。そうじゃないと忙しいばかりで来期も同じになる。
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